日産・三菱での会長職が解任された後もなお、ルノー会長の職にとどまり続けているカルロス・ゴーン氏ですが、ルノーの労働組合からは会長を辞すべきとの声が上がっているようです。
ルノー労組 ゴーン被告の会長職解任を要求
カルロス・ゴーン被告が経営トップにとどまるフランス自動車大手・ルノーの労働組合幹部が、ゴーン被告を会長職から解任すべきだと訴えた。
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告は逮捕された後もルノーの会長職にとどまっているが、勾留が長期化する見通しとなっている。
こうした中、ルノーの労働組合幹部はNNNのインタビューに答え、ゴーン被告の会長としての正統性が失われたと指摘。経営陣を批判した上で会長職から解任すべきだと訴えた。
労働総同盟 ルノー支部代表「言語道断なのは、経営者たちがルノー内で誰にも相談せずに好き放題やってきたことです」「ルノーも国家も、数日中にゴーン被告の後任を選ばなければならないでしょう」
フランスメディアによると、ルノーと、筆頭株主であるフランス政府は後任人事を進めるため、パリで今週末にも取締役会を開く予定だという。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190117-00000005-nnn-int
これ以上の長期化はルノーにとっても悪材料と判断されたようです。ただでさえ失業率の高いフランスで大手ルノー自体が傾けばそれこそ経済に大きな損失を与えかねません。ルノー・日産・三菱はゴーンの排除で一致したということでしょう。