光岡自動車は2020年10月29日にティザーサイトを更新し、同社の新型SUV「Buddy(バディー)」のデザインやカラーバリエーションを公開しました。
目次
アメ車がモデルのSUV
富山県に本社を置く光岡自動車は、他社で製造された自動車をベースにデザインを変更したパイクカーの製造・販売を行っています。これまでもユニークなデザインで様々なモデルを販売してきましたが、このバディーは同社としては初のSUVとなります。
トヨタ・RAV4をベース車両とし、シボレーの旧モデルを彷彿とさせる縦目2灯式ヘッドライトや格子状のメッキグリルが堂々とした雰囲気を醸し出しています。それに伴ってフェンダー、ボンネットの造形にも手が加えられています。
一方のリアは近年のキャデラックを思わせる近代的な造形が特徴です。フロント、リア共にメッキ塗装されたバンパーの造形が、レトロな雰囲気を作り出しています。
コンセプト
自分だけの物語がある。
どんな時にもそばにいてくれた相棒がいる。
物語を歌にのせて。
「Buddy さあ いこうぜ相棒」
詳細の公開は11月26日となり、同時に先行予約が開始される予定です。
出典:https://www.mitsuoka-motor.com
海外の反応
海外展開については不明ですが(恐らくありません)、海外カーメディアでも取り上げられており、一部そのコメントをご紹介いたします。
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・リアデザイン以外は気に入ったよ。
・新型RAV4も既に必要以上にボクシーだが、これはより酷い。
・マーケットで一番見た目いいのSUVだ。頼むから世界展開してくれ。
・RAV4よりもいい見た目なのが面白い。
・80年代のダッジやGMのバンのように改造された軽自動車の写真を見たことがある。80年代のアメ車のように見せるのは日本の奇抜なサブカルチャーのようなものだろうか。80年代に実際に運転していた私はその魅力が理解できない。その時代のGMトラックはボクシーなスタイリングでしたが、それ以上にできの悪いものだった。
・気に入った😍
・そんなに悪くない!
・これは運転したくなるくらいカッコいい現代の車だ。こういうコーチビルディングを存続させてくれた光岡にも感謝するよ。
・はぁ・・・。こういう車がもっとあればいいのに。今の車のデザインは汎用的すぎるからこういう会社があるだけでも嬉しいよ。それに見た目もとてもいい!お金さえあれば絶対買うだろうね!
・だんだん気に入ってきた・・・。何故だ?!
・俺は大反対したい。しかし小さくてめちゃカワイイし、ファンキーで比較的安い・・・。ああ、何故カッコいい車は全て日本でだけ手に入るんだよ。
出典:https://www.carthrottle.com
・気に入ったよ。レトロジャパニーズアメリカンだ。
・おい、サインしといてくれ!今の車が全部こんな感じならいいのに。
・1台欲しい。
・5代目RAV4をこれ以上悪化させることができるとは思わなかった。
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光岡自動車といえば、これまでは70年代のイギリス車のようなジェントリーなデザインが主でしたが、2018年11月に発表した台数限定200台の「ロックスター」のようなアメ車をモチーフとした車も近年出し始めています。
このバディーに関しては個人的にはリアライトがもう少しですが、なかなか面白い車に仕上がっていると思います。海外の反応的にも肯定的な意見が多いようですね。他社の車を改造して違った見た目にすることは国内では光岡ぐらいですが、海外ではスーパーカー等をオーダーメードで仕上げるようなコーチビルダーが存在します。日産の新型Zを初代Zのようなデザインにしたりといった感じですね。光岡のような自動車メーカーが今後、日本を代表するメーカーの一つになっているかもしれませんね。