三菱が世界に誇るPHEVでもあるアウトランダーは、既に新型のテスト車両が目撃されており、着実に開発が進んでいることを感じさせます。
そのスパイショットを元にしたレンダリング画像をご紹介します。
新型アウトランダーのレンダリング画像
(和約)
新型の三菱アウトランダーは来年の春まで見ることはないでしょう。販売の前に今年秋のニューヨークやジュネーブで公開されるでしょう。カモフラージュされたアウトランダーが今年9月に出現しており、三菱の計画が見えてきました。エクステリアのほとんどがカモフラージュされていますが、全てを隠しているわけではありません。我々のパートナー Kolesa.ruがレンダリング画像を製作するには十分でした。
現行モデルは既にごちゃごちゃしたフロントデザインですが、このレンダリングからすると新型はよりごちゃっとするようです。新型はクロスオーバーのデザインをより進化させたものになります。この進化は今年初めに開催されたジュネーブモーターショーにて公開されたエンゲルベルグツアラーコンセプトから感じることができます。大胆で角ばったシルバーのアクセントが堀の深いヘッドライトを囲んでいます。その上にある薄いライトはデイタイムライトです。
サイドのデザインラインはドアハンドル、テールライトにかけて伸びています。このレンダリングはエンゲルベルグツアラーコンセプトから持ってきたデザイン要素であるフローティングルーフが設けられています。ほぼ2つの異なるチームによって設計されたかのように、フロントとリアのデザインは違っています。スパイショットのように、レンダリング画像のマフラーは隠されたデザインになっています。
新型の発売がいつであれ、新型日産ローグとプラットフォームを共有したことで現行よりもサイズは大きくなるでしょう。パワートレインはエクリプスクロスと同じ1.5リットル4気筒エンジン(153馬力)となると考えられていますが、あと数カ月で全貌が明らかになるでしょう。
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新型も三菱のデザイン言語である「ダイナミックシールド」が採用され、特徴的なデザインとなっていますが、このデザイン言語はデリカD:5、eKクロスにも既に採用されており、その極めて個性的なデザインから賛否両論となっています。
好き嫌いが分かれるデザインですが、eKクロスの担当デザインナーは過去のインタビューでこう語っています。
結局デイズはワゴンRやダイハツ「ムーヴ」、ホンダ「Nワゴン」と同じ土俵に上がるわけじゃないですか。王道の日産さんはそれでいいと思うんです。一方、僕らはノーマルではなく、カスタムデザインに特化して変化球を投げなければ勝てない。それは自分達で分かっていますから。僕らは国内のこの分野で10%取れれば御の字ですよ。10人に1人に「これいいね」と言っていただければ、残りの9人の方に「ええ?」って言われても万々歳。
マジョリティー受けを狙ってブレるより、マイノリティーに好まれる車を作り続ける方が、着実にファンを獲得できるというわけですね。デザインだけでなく、車そのものが個性的な三菱車に魅力を感じる人が増えていくといいですね。