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【2017】8月度新車販売台数分析 注目のカムリはどうなった?

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8月度の新車販売台数が自販連より発表されました。本記事ではそのデータをもとに詳しく分析したいと思います。新車ご購入の参考になれば幸いです。

※輸入車、軽自動車は含まれません。

順位 車種名 メーカー 販売台数
1 アクア トヨタ 10,870
2 プリウス トヨタ 10,417
3 ノート 日産 9,685
4 フィット ホンダ 7,705
5 ヴォクシー トヨタ 6,611
6 フリード ホンダ 6,557
7 シエンタ トヨタ 5,681
8 ルーミー トヨタ 5,416
9 ヴィッツ トヨタ 5,380
10 セレナ 日産 5,244
11 C-HR トヨタ 5,074
12 インプレッサ スバル 5,056
13 カローラ トヨタ 4,969
14 タンク トヨタ 4,823
15 ノア トヨタ 4,657
16 ヴェゼル ホンダ 4,519
17 ハリアー トヨタ 4,116
18 デミオ マツダ 3,740
19 ソリオ スズキ 3,688
20 エクストレイル 日産 3,501
21 エスクァイア トヨタ 3,430
22 パッソ トヨタ 3,236
23 ヴェルファイア トヨタ 2,928
24 アルファード トヨタ 2,918
25 カムリ トヨタ 2,718
26 ステップワゴン ホンダ 2,583
27 CX-5 マツダ 2,523
28 レヴォーグ スバル 2,119
29 シャトル ホンダ 2,034
30 スイフト スズキ 1,976

目次

メーカー別販売台数

以上の販売台数上位30位の中に含まれる車種数をメーカー別で分類するとこのようになります。ついでに7月と比較してみましょう。

メーカー:7月➔8月

トヨタ:17車種 ➔ 16車種

ホンダ:4車種 ➔ 5車種

日産:3車種 ➔ 3車種

マツダ:3車種 ➔ 2車種

スズキ:2車種 ➔ 2車種

スバル:1車種 ➔ 2車種

やはりトヨタが最も多いですね。この強さが弱まることはまずないでしょう。ホンダがそのあとを追っています。次いで日産ときますが、マツダはCX-3がランク外となり計2車種、スズキはソリオとスイフトが先月に引き続きランクインしました。スバルはインプレッサに加えレヴォーグがランクインしました。残念ながら三菱の名は先月同様どこにも見当たりません。(ダイハツは販売の大半を軽自動車が占めるためかランク外)

 

各社トップセールス

1 トヨタ アクア 1位/30位
2 日産 ノート 3位/30位
3 ホンダ フィット 4位/30位
4 スバル インプレッサ 12位/30位
5 マツダ デミオ 18位/30位
6 スズキ ソリオ 19位/30位

今月はアクアがトップとなりました。「e-power」が支持されている日産ノートはプリウスに次ぐ3位となりました。

2017年6月にマイナーチェンジしたホンダのフィットですが、アクア、プリウス、ノートの壁を乗り越えるのは厳しいようですが、堅実にその後を追っています。

気になるカムリの順位は?

7月度の販売台数順位では3,244台で26位だったカムリですが、8月度の販売台数は、2,728台で25位でした。

ランクこそ上がったものの、販売台数は500台ほど減少しました。個人的に注目している車種ですが、やはりセダンは厳しいのか苦戦しています。ここからの売り上げに期待したいところです。

カローラの7月の販売台数は6,580台でしたが、8月は4,969台となりました。カローラはセダンタイプの「アクシオ」とワゴンタイプの「フィールダー」がありますが、大衆車として発売から50年以上たった今でもそれなりの売れ行きな所を見ると、その強さを感じます。

そんなカローラは2018年にフルモデルチェンジが噂されており、プリウスと同じプラットフォームによって3ナンバー化され、「プレミアムセダン」へと変わります。これが吉と出るか凶と出るか、注目です。

売上トップのミニバンは?

上位30位に含まれるミニバンは、販売台数の多い順に以下の通りでした。

順位 メーカー 車種 販売台数
1 トヨタ ヴォクシー  6,611
2 ホンダ フリード 6,557
3 トヨタ シエンタ 5,681
4 日産 セレナ 5,244
5 トヨタ ノア 4,657
6 トヨタ エスクァイア 3,430
7 トヨタ ヴェルファイア 2,928
8 トヨタ アルファード 2,918
9 ホンダ ステップワゴン 2,683

ミニバンは先月同様30台中9台を占め、非常に人気ということが改めて分かります。やはりここでもラインナップの多いトヨタのミニバンが多くランクインしています。順位の変動としては、アルファードとヴェルファイアが入れ替わったのみで、しばらくはこの順位が続きそうです。

日産に関しては、セレナにe-powerが搭載されるとまた違ってくるかもしれません。

なんとかランクインしているステップワゴンですが、2017年9月21日にマイナーチェンジが予定されています。画像がリークしています。

出展:car-japan.info

どうやら大きくデザインが変わるのは「スパーダ」モデルだけのようです。最近のホンダ顔に近いものになりましたが、果たして販売数を回復させることはできるのか、注目ですね。

売上トップのSUVは?

上位30位に含まれるSUVは、販売台数の多い順に以下の通りでした。

順位 メーカー 車種 販売台数
1 トヨタ C-HR 5,074
2 ホンダ ヴェゼル 4,519
3 トヨタ ハリアー 4,116
4 日産 エクストレイル 3,501
5 マツダ CX-5 2,714

SUVも近年人気の車種ですが、やはりここでもラインナップの多いトヨタが販売台数で強さを見せています。マツダのCX-3がランク外となりマツダも後が無くなりました。

今後の注目としては、スズキの「ハスラー1000cc」です。

スズキは年内に1000cc超えのエンジンを持つハスラーの普通SUV版を発売することを発表しています。大人気のハスラーですが、その人気を維持できるとすれば、このランキングにも表れてくるかと思います。期待したいですね。

【新車】ハスラー1000cc!スズキのSUV戦略とは?

ホンダヴェゼルのいずれ実施されるであろうマイナーチェンジも気になるろころです。

まとめ

カムリについては、7月10日に発売されたもののさっそく販売台数が減少し、今後の歩みに早くも陰りが出てきました。しかし8月は全体的に販売台数が落ち込んだため、今後上昇する可能性はあります。9月に期待しましょう。そのほかに8月にマイナーチェンジされた車種がランクインしてくるのも注目したいところです。

今後の注目としては、ホンダのステップワゴンのマイナーチェンジ、さらには新型シビックの発売が9月に予定されています。ランキングに現れてくるのは10月頃と思われますが、このランキングを大きく変えることとなるでしょうか。

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