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【2017】11月度軽自動車販売台数分析

投稿日:2017年12月18日 更新日:

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11月度の軽自動車販売台数が全軽自連より発表されました。本記事ではそのデータをもとに詳しく分析したいと思います。新車ご購入の参考になれば幸いです。

※通称名については同一車名のものを合算して集計しています

目次

軽自動車販売台数ランキング

11月度

順位 車種名 メーカー 販売台数
1 N-BOX ホンダ 20,992
2 ムーブ ダイハツ 12,291
3 ワゴンR スズキ 9,241
4 タント ダイハツ 9,215
5 デイズ 日産 8,624
6 ミラ ダイハツ 7,581
7 スペーシア スズキ 6,933
8 アルト スズキ 5,837
9 ハスラー スズキ 4,628
10 N-WGN ホンダ 4,536
11 eKワゴン 三菱 3,726
12 キャスト ダイハツ 3,280
13 ピクシス トヨタ 2,178
14 ウェイク ダイハツ 1,491
15 N-ONE ホンダ 1,320

メーカー別販売台数

以上の販売台数上位15位の中に含まれる車種数をメーカー別で分類するとこのようになります。

メーカー 8月 9月 10月 11月
ダイハツ 5車種 5車種 5種 5種
スズキ 4車種 5車種 5種 4種
ホンダ 3車種 2車種 2種 3種
日産 1車種 1車種 1種 1種
三菱 1車種 1車種 1種 1種
トヨタ 1車種 1車種 1種 1種

マツダ、スバル:0車種

先月同様、ホンダN-BOXがヒットしています。2位のムーブに8000台以上差を開けています。やはり9月1日に行われたフルモデルチェンジが成功したと言えるでしょう。

完成検査不正の影響で10月は5,961台と大きく販売台数を落とした日産デイズですが、11月は8,624台と台数を回復してきています。しかし9月度には2位にいたことを考えると完全復活はまだ遠いようです。

ホンダの台数が増え、スズキが減少しているのは、N-ONEがランクインとなりエブリィワゴンがランク外になったためだと考えられます。2015年2月に新型が発売されているエブリィワゴンですが、数少ない乗用タイプの軽キャブワゴンです。荷室が広く、遊びに特化した使い方をすればこの上なく便利な車です。

各社トップセールス

1 ホンダ N-BOX 1位/15位
2 ダイハツ ムーブ 2位/15位
3 スズキ ワゴンR 3位/15位
4 日産 デイズ 5位/15位
5 三菱 eKワゴン 11位/15位
6 トヨタ ピクシス 13位/15位

今月も先月に引き続きホンダのN-BOXがトップとなりました。9月1日にフルモデルチェンジをしたN-BOXが大きく評価されています。

8月度は8月1日にマイナーチェンジをしたダイハツムーブが1位となり、9月は日産デイズに後れをとり3位となっていました。しかしデイズが転げ落ちたため、10月には再び2位に返り咲いたムーブが今月も2位の座を守っています。

軽トールワゴンの先駆者であるダイハツタントはN-BOXに後れを取っていますが、東京モーターショーで出展されたコンセプト「DN Uスペース」は新型タントの誕生を思わせます。

出展:response.jp

ダイハツタントのマイナーチェンジ今年度中といわれています。このDN-Uスペースが事実上の新型タントとなるでしょう。果たしてN-BOXの人気を切り崩すことができるでしょうか。注目ですね。

気になるハスラーの順位は?

8月度の販売台数は4,609台、9月度は6,540台、10月度は5,232台となったハスラーですが、11月度は4,628台となりました。スズキの中ではワゴンRがトップですがまだまだ人気は衰えていません。

いずれ実施されるであろうマイナーチェンジも待ち遠しいですね。

ハスラー繋がりでいうと、ハスラーの普通SUV版である「XBee」を発売することを発表しています。東京モーターショーで世界初公開され、画像が多数公開されています。

11月17日、特設サイトが公開されています。

http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/special/teaser/

特設サイトによると、クロスビーはISG(モーター機能付発電機)を使用したマイルドハイブリッドを採用する1.0リッター直噴ターボエンジンを搭載しており、トランスミッションは6速ATが組み合わされ、2WDと4WDが用意されるようです。

売上トップの軽トールワゴンは?

上位15位に含まれる軽トールワゴンは、販売台数の多い順に以下の通りでした。
※同一名の車種は除く

順位 メーカー 車種 販売台数
1 ホンダ N-BOX  20,992
2 ダイハツ タント 9,215
3 スズキ スペーシア 6,933
4 ダイハツ ウェイク 1,491

各社ともにラインナップしている軽トールワゴンは15台中4台を占め、非常に人気ということが改めて分かります。ホンダのN-BOXを超える軽自動車は生まれるでしょうか。

そんな中、販売台数を獲得するためスズキはスペーシアの新モデルを発売しました。より丸みを帯びた親しみやすいシルエット&ディティール、ボディとルーフの2トーンカラーで存在感を示したいところです。

【スズキ】スペーシアがモデルチェンジ!打倒N-BOXなるか。

また、軽トールワゴンではありませんが、軽ワンボックスであるダイハツ「アトレー、ハイゼットカーゴ」が11月13日にマイナーチェンジしています。

出展:daihatsu.co.jp

鋭い顔つきに生まれ変わったアトレーですが、遊べる軽ワンボックスとして地味に人気がある車です。併せて福祉車両および特装車、スバルのOEM車「サンバーバン」「ディアスワゴン」、トヨタのOEM車「ピクシスバン」も同様のマイナーチェンジを行っています。今後のランキングに表れてくるか気になるところです。

日産デイズ、三菱eKワゴンの格差

日産自動車と三菱自動車の合弁企業「NMKV」が製造する車ですが、販売数に大きな差があります。

順位 メーカー 車種 8月 9月 10月 11月
1 日産 デイズ 9,644 15,353 5,961 8,624
2 三菱 eKワゴン 2,705 5,528 2,380 3,726

eKワゴンは燃費偽装のイメージが、デイズは不正検査のイメージがつくことになった不遇な車ですが、基本的に同じ車であってもブランドイメージにより販売台数には差があります。

ちなみに8月度の販売台数格差は約3.6倍、9月度は約2.8倍、10月度は約2.5倍でしたが、11月度は約2.3倍と徐々にその差を縮めています。しかしそれでも大きな差があります。

三菱としては、デイズの転落を機になんとか販売台数を伸ばしたいところです。最近はキャンペーンとしてご購入者に専用ナビゲーションをプレゼントする特典を付け、ステアリングオーディオリモコンスイッチ、リヤスピーカーなどを採用した特別仕様車を『eKワゴン』と『eKスペース』に設定し、全国の系列販売会社を通じて10月6日(金)から販売を開始しています。

しかし見た目の違やオプションの違いではなかなか厳しいのが現実です。三菱独自のPHEVを取り入れたり、MTを設定するなど「三菱らしさ」が今後は欲しいところです。

【三菱】e-エボリューションとは?三菱の今後について!

まとめ

11月度もフルモデルチェンジされたN-BOXの成功が見て取れます。この勢いはしばらく続きそうですが、同じ軽ハイトワゴンのスズキスペーシアが新型を発売しました。今後ランキングにどう影響してくるのか、果たしてN-BOXの強さを切り崩すことができるのか、楽しみですね。

日産デイズの売り上げが今後どうなってゆくのかも注目していきたいと思います。

今後もますます進化する軽自動車から目が離せません。

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-スズキ, ダイハツ, トヨタ, ホンダ, 三菱, 情報, 日産, 自動車

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