冬には大きく気温が下がるアメリカ シカゴでは、EVに対するネガティブなイメージが広がっているようです。
2024年に発生した記録的な大寒波では、EVが充電できず立ち往生しているニュースが連日報じられました。そして2025年でも、その懸念は再び現実のものとなりそうです。
海外の人たちの反応をみてみました。
目次
大寒波の準備を
▶Expected cold weather keeps EV chargers busy in Bolingbrook
これから起きる大寒波でEVの充電はさらに込み合ってくるでしょう。去年の今頃に起きた大寒波による混乱を覚えていますか?充電に何時間も並んだ挙句充電できない事態が発生しました。
コメント
・俺はガソリンのホンダ車をずっと持っておくよ。
・俺はシボレークルーズ。ガソリンスタンドなら2ブロックごとにあるしすぐに給油できるしな。
・ガソリンスタンドならドライブスルーなのに。これがEVを買わない理由だ
・私のプリウス大好き♡
・数日後、充電ができなくなるぞ。
・言い換えれば、ここイリノイでは冬に EV を所有するのは最悪だ。…時間通りに通勤する普通の人ならね(笑)!
・フォードラプターを所有し続けるよ。
・幸あれ。EVがモノになるにはまだ時間がかかりそうだ。
・EVはバカだよ。
・ノーサンキューだ。俺はガソリン車を使い続けるよ。無駄に高価なおもちゃよりもはるかに信頼できる。EVなど全くの非常識だ。
・自宅で充電は問題ではない。俺はガソリンには戻らないだろう。
-自分の家がなかったら?
-↑ホームレスなら、テスラを買ったりしないだろう。
EVオーナーは充電ルーティンを考え直す必要に迫られている
▶Chicago cold snap forces EV drivers to rethink routines as chargers get busier
ここ数日で外出するなら充電しておくべきです。EVユーザーの恐怖は増す一方です。バッテリーライフを考えながら生活しなければなりません。
コメント
・1992年製のフォードトーラスから手を振ってあげよう。
・ガソリンのほうがいい。
・面白い。自分にはこんな問題は起きない。これからもそうだ。
・2020年製のテスラモデルYを持っているがヒートポンプの修理に$3,100必要だ。数日前にエアコンが調子悪くなって今はヒーターすらない状態。マジでふざけんな。
・そう…バッテリーは寒いとうまく機能しません。電気自動車のバッテリーも単三電池も同じ。理科の授業をサボったようなものです。
・シカゴに住んでいながら、冬がめちゃくちゃ寒いと買う前に分からなかったのか。
・ははは、EV民、頑張れよ。
・笑える。
死んだテスラで埋め尽くされたシカゴ_2024年1月
2024年の1月に発生したEVの充電不可問題は大きな混乱をもたらしました。
▶Dead Teslas pack Chicago area Supercharger station due to frigid temps
“未来の車”は充電の問題に直面しています。「死んだロボットがたくさんだ。」シカゴの充電ステーションでは充電ができなくなっているのです。「まさに大災害だ。」
コメント
・何故EVが環境にいいと言われているか分かった。冬は歩くことになるからだ。
・EVオーナーが集まって低気温の素晴らしさを語り合うのを見れて嬉しいよ。
・こいつらに同情する気が全く起きない。
・心温まる話だ。脱炭素のために凍え死ぬリスクがあるなんて!
・共通の趣味を持つ人々に出会えるなんて素晴らしい方法だろう。
・通勤時の渋滞緩和に貢献してくれて有難う。
・家で充電できないならEVは避けるべきだ。この人たちは自分が何をしているか分かってないんだ。
・自分は何度もこういった問題に懸念を抱いていた。百聞は一見にしかずだな。
・寒い季節には不動のEVが溢れる世界を想像してみよう。住む場所によっては死につながる。少なくともガソリンなら誰かが何とかしてくれるが。
・なんて心温まる話だ。
・私はEVに乗っているが、自宅で充電できない限りEVは買うべきではないと真っ先に言いたい。本当の問題はバッテリーではなくレベル3チャージャーの信頼性にある。大寒波が来ると動かなくなる問題に毎年直面している。
・これが本当のテスラ式カーボンニュートラルだと認めざるを得ない。
・シカゴでは異例の寒さとはいえ、自分の住むカナダでは普通のことだ。1月2月には-30℃になることもよくある。それなのにカナダ政府は軽貨物車のEV率を上げようとしてる…。
・なぜこれが今問題になる?テスラは十数年にわたり販売しているし、これが初めての気温でもないだろうに。
ーEVに乗る人がここ最近増えてるからじゃないか?
・この人たちは今生きてるの?どうやって数時間から数日過ごすんだ?
・V8エンジン車を運転しながら立ち往生しているEVのことを思い出すだろう。
・将来、すぐに補給できる液体のような燃料が開発されることを願う。
冬は厳しい
毎年冬になると、EVの充電問題が話題になります。
EVが普及すればするほどその影響も大きくなっていくもので、充電待ちの長い列、待てずに電欠するEV、凍える人々が続出するような未来になります。コメントはEVに乗っていることを皮肉交じりに批判している人が大半です。
ここ日本ではEV普及率は最低レベルですが、何を目的にEVを所有するかが大切です。ガソリン車と同じように遠出するには圧倒的に不向きですし、充電環境などを踏まえてその使い方をしっかりと考えて選択すべきです。