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【日産】NV200バネット OEM&コピーの結末とは

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商用車といえば、その名の通り「商いに使用する車」であり、荷物を運んだり人を乗せたりとシーンごとに様々な種類が存在します。

しかし装備は最低限のため、メーカーごとの特色が出にくいのもまた大きな特徴でしょう。最近では他社製のモデルをそのまま持ってくる「OEM」が盛んに行われています。

日産 VN200バネット

なかでも特に数奇な展開を見せるのが日産NV200バネットです。

NV200バネットNV200 VANETTE)は、2009年発売を開始した日産自動車により製造・販売されるライトバン・ミニバンです。(以下NV200)

日本市場向けは日産車体湘南工場で生産されており、加えて販売地域に合わせて世界5か所で生産されているグローバルモデルです。世界戦略車のため世界中の日産ディーラーで販売されていますが、他メーカーにもOEMとして展開されています。

しかしこのNV200、他のメーカーに持っていってもあまりうまくいかないようです。

OEMは不調?

三菱 デリカバン

これまでマツダボンゴのOEMであったデリカバンに置き換わる形で、2011年に発売を開始しています。現在でも販売中ですが、同じ日本国内であることから、わざわざこちらを選ぶ理由もなく販売台数はお察し。三菱にとってもお荷物状態です。

シボレー シティエクスプレス

外観上ではエンブレム、ヘッドライト、ボンネットフード、フロントバンパー、グリルが変更されています。シボレーの小型商用車を担う役割として2014年から販売されていましたが、ライバルとの競争に敗れ2017年にオーダーストップとなっています。アメリカ人向けではなかったということでしょう。

Ashok Leyland – STiLE

日産の合弁パートナーであり、インドのメーカーである「アショック・レイランド」が2013年から発売を開始した「スタイル」。外観上はエンブレム、ヘッドライト、ボンネットフード、フロントバンパー、グリル、テールライトが変更されており、雰囲気が大きく変わっています。しかし需要の低下を理由に2015年で生産を終了しています。わずか3年で打ち切りという悲しい結果に終わっています。

コピーもされる

OEMとしては微妙なNV200ですが、日産の車としてみればグローバル車であることに変わりはありません。そんな車は某国でコピーの対象になるのがオチ。中国の自動車メーカー各社がこぞってコピー車を販売しているのです。把握できる限り、以下のような車が存在します。

GAC(广州汽車) Gonow – Starry

2011年上海国際自動車展示会にて公開された、GACにより現在も販売されるコンパクトMPV。フロントはともかく、サイドが似すぎ。

JAC(江淮汽車) – Refine M3 

2014年北京国際自動車展示会にてコンセプトが公開され、JACにより現在も販売されるコンパクトMPV。こちらもサイドウインドウの処理がほぼ同じ。

BYD(比亜迪汽車) – M3 DM

2014年北京国際自動車展示会にてコンセプトが公開され、BYDにより現在も販売される商用バン。全体的に・・・、ていうかこっちも「M3」かい!

今後の動向

OEMはうまくいかず、コピーだけが生き残っているNV200ですが、2013年には世界累計販売台数20万台を達成。さらには欧州の「インターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー2010」や、中国の「2010 CDVオブ・ザ・イヤー」など、世界各地のさまざまな賞を受賞するなど、世界40か国以上で販売されている力を見せつけました。

発売から10年が迫る中、存在感を示し続けるためにも日産は、電気自動車仕様である「e-NV200」を強化する方針を示しています。現行は2014年に発売されており、リーフのパワートレインを共有したEVワゴン/バンとして販売していますが、リーフほど人気がないのは想像に難くない。

その現状を打破すべく、バッテリーを強化した新型e-NV200が2018年12月に発売される予定となっています。航続距離や快適性をアップグレードし、さらなる活躍を狙います。

現行は24kWhのリチウムイオン電池を搭載し、一充電走行距離 JC08モードで190km。しかしマイナーチェンジ後は40kWh駆動用バッテリーを搭載し、一充電走行距離 JC08モード300kmとなります。

電気自動車のバン/ワゴンは現在でも貴重な存在です。今後はこのe-NV200のOEMが積極的に展開されていくかもしれませんね。

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